最近同じようなお話を数名から伺う機会がありました
見えない未来への不安と焦り…
Over50世代共通のものかも知れません
若いときには考えなかった『老いていく将来』が現実的になる年代です
私自身も、先日高熱が続いたときに、布団の中で様々なことを考えました
これから身体も今まで通り動かなくなることや
今と同じ事が、あと何年できるのだろう…とか
いつまで健康で生活できるのだろう…
最後の直前まで私はどんなふうに生きているのだろう…とか
時間に限りがあるのなら、もう嫌なことよりやりたいことだけに集中したい…とも
そんなことを考えながら、あらためて残りの時間のことを考えていました
残り時間を無駄にはできないという焦りも湧いてきます
おそらく同世代の方は同じような焦りをお持ちなのではないでしょうか
そして、見えない未来への不安も抱えていることでしょう
今現在お勤めの方は定年近くになるとその後のことを…
お仕事をお持ちの方はいつまで続けられるのかということを…
ただ残念なことに、完全に保証された未来はどこにもありません
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少しでも保証された未来が欲しくて私たちは保険をかける
たとえば保険
子どもが大きくなれば学費がいるから学資保険や生命保険に入り、先の保証を手に入れます
たとえば資格
手に職があった方がいいから、少しでも先の保険になれば…と資格を取る人もいるでしょう
ではOver50世代は…
保険、貯金、手に職、家…確かにあるに超したことはありません
ただ、あったとしてもどれくらいあれば完全に安心と言えるのでしょうか?
世界規模で考えたら、将来環境やお金の価値そのものが変わっているかもしれません
職も時代とともに流行廃りもあるかもしれません
古くなった家のメンテナンスにお金がかかるかもしれません
戦争や自然災害、突然の病気や事故
予測不能なことが起こる可能性は0ではありません
まずは完全に保証された未来はどこにもないということを受け入れなければなりません
どんな準備をしたとしても…です
そこは諦めなければならないのでしょう
勿論、貯金や保険、資格など先への保証、準備を否定はしません
完全に保証された未来が無いのなら、残り時間は、せめて自分が生きたいように生きること…
そこに全力で集中したいと思いました
最後の時から逆算する
では最後のときに私は何を思うのでしょう
そのとき、私は何を大切にしているのでしょう
そのとき、私は思うように自分の人生を生きた、後悔はなかったと思っているのでしょうか
自分の人生を生きるには自分の価値感を貫いたらいいのかな…と思っています
(人に迷惑をかけないのは大前提ですが…)
人の言うことに振り回されず、自分にウソをつかず、しっかり信念を持って誠実に
そして残り時間に限りがあるのだから『自分』に喜びを与えることを大切にしたいと思います
自分が大切に思うことを、人がなんと言おうが大切にして
自分がやりたいと思うことを、人がなんと言おうがやりぬいて
自分が楽しいと思うことを、人がなんと言おうが楽しんで
今をしっかり『自分のため』に生きたいと思うのです
それは自分勝手に生きるということではなくて…
決して贅沢に生きるということではなくて…
また欲求のままに生きるということでもなくて…
不器用でも、失敗しても、回り道をしても…
人の意見に振り回されずに、自分の思うように生きて…
自分に喜びを与えること…これは自分にしかできないことです
たとえそれがネコと過ごすだけの一見無駄なように見える時間であったとしても、その大切な時間そのものが私の人生です
私たちは人の意見に振り回されて『人のため』に生きているのではありませんから
価値感の違いで時間の『無駄』も異なる
将来なんの保証に繋がらなくても、今やりたいことをやることは、残り時間を無駄に過ごすことではありません
最大の無駄に過ごすというのは何もやらずに過ごすことではないでしょうか?
例えば資格を取る人と、それを見て将来何になるの?と言い自分ではやらない人と…
例えば趣味に集中している人と、そんなことお金にもならないと言う人と…
人のためにお金にもならないことをする人と、何もしない人と…
価値感が『お金が一番大事』と言う人は、お金にならないことは全て時間の無駄というでしょう
最後の時から見た視点では、私は自分の思うようにやりきった!と言える時間を過ごしたいと思います
それがお金にはならなかったとしても、やりたいことを楽しむ充実した時間、勉強することに集中する時間、或いは行きたいところに行く時間など、私が自分で選択し自分で選んだ時間を過ごせたのなら、それは無駄ではありません
それをしたこと自体が、そのように生きたことそのものが、自分の人生の価値であり財産だと思っています
勿論老後の資金は必要なのでそれも考えながら、ただ完全な保証はないとどこかで諦めながら…
自分の人生を生きることを、ますます大切にしていきたいと思います
他人から見たら無駄としか思えないことに、本来人は集中できるものであるはずです
小さな子どもがそうであったはずです
ただ残念なことに大人になるにつれ価値感をすり替えられて、その能力は奪われていくようです
思い出したければ、自分の感覚をしっかり感じることとから始めるといいかもしれません
或いは人生の棚卸し作業をすることからも(ただし真剣に)ヒントが得られるかもしれません
残り時間を自分の人生を彩るためにぜひ使いたいものです
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