頭で学ぶ・行動で学ぶ

頭で考えることと行動すること、その両方が学びとなります

頭で考えることはただの知識だけでしかありません
だから実際に行動したときに想定外のことが起こります

それに対応することでさらなる学びとなります
そしてそれは自分だけの学びでもあります
ノウハウや知識だけ学んでも行動しなければ何も身に着かないということです

日常の中で自分自身が心動かされるモノや出来事からも、学ぶことはできます

少しだけコツがあります
それは視点を上に上げ、視野を広げて見ることです

自分が心動かされたとき、感動したとき、惹かれたとき、自分の感覚にだけいるのでは学びにはなりません

自分が何のどこのどの部分に心動かされたのかを、対象物と自分を客観的に見て知ろうとするだけで十分学びになります

表面的なことを真似るだけでは上手くいかない

たとえばリピーターの多いサロンがあったとして、そのお店がやっているキャンペーンやサービスを真似してもおそらく上手くいかないでしょう

それは表面的なことしか真似していないからです
真似したら上手くいくという考え方そのものがとても浅いと思うのです

それでは本や人の話から得た知識だけで上手くいくと思っていることと同じです

ただ、行動することは大切なのでやらないよりはやってみて、上手くいかないことを経験してみることは重要です
上手くいかなければ上手くいくまでチャレンジすればいいことなのですから

さて、上手くいっているお店のことを本当に知りたいのなら、自分自身が客となりどんなサービスのどの部分に何を感じ、どう思うのかを体験するのが一番良いでしょう

ただ体験するだけでは学びにはなりません

お店とお客様との関係を客観的に見て知ること
お客様の立場からお店のどの部分が魅力なのかを知ること
お店の立場からお客様をどのようにもてなし、どんなサービス精神を持っているのかを知ろうとすることでしょう

上手くいっているお店には他には真似できないような信念などもあるはずです

そういったことを知ろうとせずに、表面的な部分だけを真似しても、やはり上手くいかないと思うのです

学びは自分の周りや日常にたくさんある

たとえばあるセミナーの告知に心動かされ参加したいと思ったとします

その告知や内容のどの部分に自分が反応したのか、まず自分自身を見つめてみることが一番の勉強になるはずです

そう考えると、視点を上げて少し自分から離れて客観的に、明確に、冷静に見つめることは一番の学びになります

自分や人はそのどの部分に心動かされているのか
自分や人はそのお店の何に惹かれていくのか

視点を自分から少し離すだけです
視点を上に上げて視野を広げるだけで見える景色が変わります

もし視点を上に上げたり自分から離すことができないときは、頭で考えすぎて自分しか見えなくなっているときかもしれません

自分中心に考えたり、自分のことだけで焦ってしまうとき、自分しか考えられない自分から少し距離をおくには、どうすればいいのでしょう

考えすぎる状態では無い自分になることです

素の自分が感じる事、反応する事、感動する事
楽しい、可愛い、キレイ、心地よい、嬉しいと感じる事
自分の身近なところに小さな感動を見つける事
そういう時間を取るだけでも、フラットになれます

そうすることで自分を客観的にみつめることができるでしょう
自分がどういう人間かが分かるでしょう

頭で考えて分からない時は、行動することです

頭で学ぶこと、行動から学ぶこと、その両方が大事でしょう

 

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